はじめてのチューブレス

はじめてのチューブレス

新車にしたタイミングでリム→ディスク、アルミホイール→カーボンホイールと大幅にえたので悩みつつタイヤもチューブレス(レディ、面倒なので以下チューブレスとします)にすることにしました。

何を悩んだかというと、シーラントが必要やらビード上げが大変やらハードルが高そうだという知識だけは持っていたのですが、詰まるところ、出先でパンクしたら帰ってこられないのではないか…という点です。

クリンチャーでのパンク経験はあるので修理もできますしイメージもわきます、しかしチューブレスの場合はシーラントという液体に頼るわけです、なんか心配。
一応チューブを入れればクリンチャーと同じ運用もできるとされていますが、屋外でシーラントまみれになりながらビード上げができるだろうかという点も不安要素。

しかし、乗り心地の点などメリットも多そうですし、何よりせっかくホイールが対応しているので試さない手はありません。

そんなわけで選んだタイヤはこちら。

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Vittoria CORSA GRAPHENE2.0 TUBELESS READYです。当初取り付けるつもりだったIRC Formula PRO TUBELESS READY S-Lightが欠品続きだったため国内価格2本で11000円という値段に負けてのチョイス。

その他用意した物

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IRCのシーラントとダイソーの注射器です。

ダイソーの注射器は美容用品コーナーなどに置いてありますが、針を外すとちょうどバルブ径にピッタリなのでそのまま注入用として利用できます。

IRCのシーラントは中身がSTAN'Sの物だそうなので、お好みでどちらでも。

取り付け

ホイールへの取り付けは然程苦労しませんでした。

が、手持ちのフロアポンプではどうやってもビードが上がりませんでした…。

試した方法

  1. 石鹸水たっぷり→×
  2. フロアポンプで高速ポンピング→×
  3. チューブを入れてみる→×
  4. シーラントをまんべんなく行き渡らせてみる→×

最終的にCO2インフレーターを使ったところバキンと音を立てて上がりました。

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前後で2本消費…。
フロアポンプで上げられるという記載も色々と見かけるのでやり方というかコツがあるのでしょうが、もうCO2で上がるならそれでいいやと思っている次第です。
今後インフレーターを買うかはタイヤ交換の頻度で考えたいと思います。

インプレ

実は冬の間することがなく、この記事を書いている時点で本命のIRC Formula PRO TUBELESS READY S-Lightに交換してしまいました。

なのでVittoria CORSA GRAPHENE2.0 TUBELESS READYは取り付けてから500㎞程度しか走っていないのですが、

  1. 軽くはない
    (25Cで290gです、そうなるとディスクブレーキならカーボンホイールでも軽量タイヤ+ラテックスでよいのでは…)
  2. タイヤの精度?ホイールとの相性?イマイチ
    (一晩でがっつり空気が抜けていきます、ちなみにIRCに替えたところ抜けはかなり緩やかになりました)
  3. 空気圧のベストが迷子
    (下げると乗り心地はいいが登りでぐんにゃり、上げるとこれならクリンチャーでいいんじゃ…な乗り心地)
  4. 稀によく滑る
    (これはこのタイヤがというより、私のブレーキのかけ方とディスクブレーキの制動力とタイヤの限界の兼ね合いだとは思うのですが…ふとした時に頭文字D状態になるので結構怖い)

ちなみにS-Lightも国内価格では11000円前後で2本手に入りますし、GP5000はガイツーであれば同額程度。ということで、評判が良いといわれるGP5000や軽量な他のタイヤと比べてVittoria CORSA GRAPHENE2.0 TUBELESS READYを積極的に選ぶメリットは(個人的には)?な感じです。

最後に

パンクに対してはシーラントに頼ることにしました。

一応こちらを買ったのですが、まだ出番はなく、レビューを見るとMTBの様な分厚いタイヤはともかく、ロード用にはあまり向かなさそうです。

色々な動画等を見るとシーラントの修復能力はなかなかのようですし、普段からなるべく気を付けて走ろうと思います。

86チャイルドシート・その後

当blogで何故か人気の86にチャイルドシート取り付け記事。

それ程需要はないような気もするのですが、この度新しいチャイルドシート(ジュニアシート)に交換したのでそちらのインプレを書きたいと思います。

 

きっかけ

当初取り付けたチャイルドシートは病院から退院する際に必要だった為、新生児からOKのクルット4iでした。

しかし、少しずつ身体が大きくなるにつれ、窮屈になり乗せ下ろしが大変に。

更に子供の足が運転席のシートバックに当たるため、高級セダン張りのマーサージ機能(ただし機嫌によりOnOff)が搭載される羽目に…。

最終的には実家の車の方が乗りやすいからか気に入り86を拒否しだす始末。

 

許されるなら…

ロードバイクが積めて、子供にも広く快適なミニバンにでもしようかと思ったのですが、残念ながら現在発売されている車種で条件を満たし、かつ86から乗り換える程魅力的な車種は見つけられませんでした…。

(ベルランゴのロングが日本に導入されたら乗り換えたいのでPSAジャパンさんよろしくお願いします!)

 

そこでいつもの

現状で何とかする為の条件設定スタート

  1. 法定の年齢まで買い換えなくて済む物
  2. シートベルト固定ではなくISOFIX
  3. 信頼出来そうなメーカー物であること
  4. 値段は安いに越した事はないが、大事なのは安全性
  5. 今より省スペース

で探そうとしたのですが、そもそもこの条件でみたら悩める程の選択肢はありませんでした…。

シートベルト固定はちゃんと取り付けできているか不安ですし狭い86の車内では一苦労なので、2と4は絶対条件なのですが…

適合表は×の嵐、そもそも車種一覧に86が無いメーカーもあり絶望。

 

たまにチャイルドシートを付けずに子供乗せてる車とか助手席に取り付けてる車(車種によっては取り付け出来ますが…)を見ますがそもそも違反ですしそれ以前に親としてどうなんでしょうね…。

 

取り付けない、付けてても乗せないのは問題外として、取り敢えずメーカーから適合が出ていなくても付く製品は下記以外にあると思います。ただ、メーカーが適合しないと言っている製品を敢えて選ぶリスクは使わない人と大差ないと思うので適合が出ている物に絞ります。

 

1つ目

トラベルベストEC Fix-チャイルドシート|日本育児:ベビーのために世界から

日本育児のトラベルベストEC Fix 

最初に良さそうと思ったので実物を確認したところ思った以上に簡易的な作り。

座面も固く、高速道路での長距離移動を考えると不安なのでやめました。

値段とコンパクトさは魅力的なのでセカンドカー用途や近場の移動が多い方にはいいかなと。

 

2つ目

【コンビ】セイブトレック ISOFIX エッグショック TBの製品情報|ベビー用品のコンビ株式会社

コンビのセイブトレックISOFIX

しっかりはしていそうですが、形状からすると窮屈さは今までと大差なさそう?実物は見ていません。

 

3つ目

1才からのジュニアシート パパット2 | チャイルドシート エールベベ│AILEBEBE

エールベベのパパット2

 

今回はこちらに決定。

 

 

 

決め手はシートベルトです。

 


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今までのベルトは乗せた際に背中の下に入り込んでしまうことが多く、そこから腕を通して、バックルを付けてとやっていました。

その過程でプラスチックの留め具と紐が捻れたりと細かいストレスがあったのですが、パパット2は肩紐が浮いた状態なのでその手間がゼロです!

スムーズになった上に窮屈さも減り、子供も喜んで乗ってくれます。

 

 

 

テールライトの設置方法を考える(RTL510を移設)

以前購入したRTL510、大活躍しています。

luvit.hatenablog.jp

組み合わせます。
元々ついていたライトマウントはRTLを使う際は不要、そのうち出番が来るかもしれないので保管しておきます。

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取り付け完了!
ぶら下がってる感強いですが、今までの不安定な取り付けよりは100倍マシなのでよしとします!
ちなみに重量増加は純正マウントと比べて+30gでした。
 
 
余談ですが、取り付け中にサドル自体にブラケット用のネジがついていることに気づきました。

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ここにGoProマウントを取り付けるオプションパーツがあったようですが、ネット情報では2020年夏時点では廃盤とのこと。

もっと早く気づいていれば出費も少なくもう少しスマートに取り付けができていたかもしれませんが、廃盤と知ったので諦めもつきましたし、MOONのマウントは作りもしっかりしていてデザインもカッコいい(ただし付けたらほぼ見えない)ので後悔はしていない…!

 

ちなみにうちのサドルはこちら。

 

ディスクブレーキのホイール選び

初のディスクブレーキ、当然ホイール持っていないのでホイールを選びます。

今回はHuntともめPayPalともめた結果、違うホイールを買ったというお話です。

ほぼ文章です、何を買ったかだけ知りたい人はこちら

 

 

完成車の場合、ホイールは付属するのですが、金額を下げやすい部分でもあるので、割と微妙なホイールになっていることも少なくありません。気になりだすと結局交換することになるので最初から値段と性能がそこそこ納得できそうなものが選べるのはバラ完のメリットではないでしょうか。

 

ということで、最初に目を付けたのは最近よく話題に上がるHuntのホイール。

イギリスの新興ブランドらしいのですが、とにかくコスパが最高。

10万ちょっとで1500gを切るカーボンディープホイールを購入できます。

 

そんなわけで私もHuntのホイールにしようかと思い、久しぶりのガイツーでPayPal経由で注文を入れようとしたまではよかったのですが…。

 

決済画面でまずはPayPalの認証になります。

ここは当然PayPalのサイトで行うので、特に問題はありませんでした。即時に決済認証の案内が通り口座に引き落としがかかりました(ここでデビッドカードにしたのが私のミスというかうかつでした)。

しかし、その後Huntのサイトにリダイレクトされるも処理が進まず…。

結局Hunt側の購入処理が完了せず引き落としだけがかかった状態になってしまいました。

 

これはおかしいと思い即座に問い合わせフォームからHuntにメール、内容は、

〇〇を購入したけどPayPal決済のあと処理が進まなかった。

口座からは引き落としになっているが、私の注文は確定されているますか?(意訳)

 同時にサポートチャットにも同じような英文を投げますが、時差&休日ということもあり反応なし。

 

週が明ければ反応があるだろと思っていましたが、一向に連絡はありません。

仕方ないのでPayPalに記載されているHuntのメアドにメールをすると同時にPayPalのサポートに連絡、しかしこちらもチャットなのでレスポンスが遅い…。

 

そうこうしているうちに、月を跨いだところ何故か支払い情報が変更されます。
当初1回払いだったものが、継続的取引(自動引き落とし)に。

最早わけがわかりません。

おそらくHunt側ではサイト上から注文は通っていない。しかしPayPal側は通ったため送金はされているのでHunt側は何故かお金が入ってラッキー!かどうかはわかりませんがとにかく入金はされたという状態だと思います。

 

埒が明かないのでデビットカードデスクに電話をかけました。流石日本、話が通る。

上記の事情を説明し、商品が届く見込みがほぼないことと返金を希望しました。(後日、これは不要と調査会社より訂正されるのですが)一応警察に届けるよう言われ、仕事帰りに警察へ行き事情を説明するもなかなか理解してもらえず。この時点では詐欺でも不正利用でもないしな…と個人的にも思いながらも、届け出がないと補償できないといわれては困るので何とか粘り相談記録だけ残してもらいました。

調査会社からの返答は返金の調査や処理に3か月ほどかかるとのことでしたが、お任せすることにしました。

ちなみにまだ代金は戻ってきていません…。

 

その後ですが、PayPalのサポートからは連絡がきたものの、こちらの希望を読み取ってくれない(すべて日本語が上手な外国の方でしたが、文化的な違いもあるでしょうし主語述語や希望含めてはっきり表現しないとダメですね…)…。問題解決センターもさっぱり役に立たず、最終的に「クレカ会社に返金申請してるなら私たちは何もしない」との返答。

今回のような時のために間に入れているのにこれではあまり意味がないのでは…と思い今後はPayPalを使うのを(というか、ガイツー自体も)やめようかなと思っています。

 

その後しばらくしてHuntからはチャットでレスポンスがありました。

私の注文について教えて?と書いていたところ、「オーダー番号教えてね」ときたのでここぞとばかりに、

そんなもんねーよ!なぜならお前のサイトのエラーで進まなかったからだ。とっくに問い合わせのメールもしてるし支払いも済んでるから調査してメールに返信しろ!クレカ会社の調査も入れるぞ!(超意訳・既に調査は依頼している)

と送ったところ「OK,何が起こってるか調べるから待ってね」と返答があってから音沙汰なし。
ちなみに私と同時期の注文でPayPal経由の方に同様の事態が起きたというつぶやきをTwitterでみたので個人的な要因だけではない気がします。

 

 

結局…

Huntのホイールは買えませんでした。しかしホイールがないと組み立て(スプロケやらディレイラーやら)が進まないので、こちらを購入!

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カッコいい!!

というわけで、新車のホイールはScopeのR4に決定!

とりあえず今回だけはと懲りずにガイツー、PBKはPayPalが使えないのでクレカで決済しましたが、特に問題は無し、物も直ぐに届きました。私が購入した時点では13万弱でした。

 

SCOPE R4 スペック

  • Rim height: F/R:45 mm
  • External rim width: F/R:26 mm
  • Internal rim width: F/R:19 mm
  • Weight Disc: F:719 grams / R:838 grams
  • Hub: F/R:Scope
  • Spoke count Disc: F/R:21
  • Axel system Disc: F:TA 100 X 12mm / R:TA 142 X 12mm

現在PBKでは12万、安くなってる…。
そして私の時はブラックデカールしか在庫がありませんでしたが現在はホワイトデカールも在庫があるようです。他にローハイトのR3とディープのR5もあります。

Huntより重量はありますが、よく転がるいいホイールではないでしょうか。あと見た目がカッコいい!

チューブレス用のリムテープ(貼り付け済)とバルブが付属します。が、バルブコア外しは付属しないので別途用意が必要です。

その後…

カード会社より補填がありHuntに支払った分は戻ってきました。

PF30に挑む

初物尽くしの油圧ディスクロードバラ完。

次はBBです。

ここまで色々と初心者には(特に心理的)ハードルが高い作業に挑戦してきました。

  1. パーツ揃え
    ←何をそろえればいいかイマイチわからない
  2. カーボンコラムカット
    ←失敗したら後戻りできない
  3. Di2ケーブル選定
    ←長さよくわからない
  4. ハンドル・フレーム内装
    ←面倒くさそう
  5. ブレーキオイルブリーディング
    ←ブレーキ効かないと死んじゃう
  6. BB圧入
    ←素人には無理ゲー?

今回のフレームのBB(ボトムブラケット)の規格はPF30です。

何故これがハードルが高いかというとPF=PressFitつまり圧入が必要になるわけです。

とまぁここまでは調べればすぐわかるのですが、そこから先やれ専用工具だ、失敗したらフレームが死ぬ、そうじゃなくてもフレームに負担がかかる、異音がーなどなど、やる気を削ぐ情報しか出てきません。

(一応PF一族さんの名誉のために言っておくと、異音対策がされ(PF30)たことになっている、剛性UP!ネジ切り不要でコストダウン!軽量化にもつながるよ!ってことらしいです、知らんけど)

 

私の今までのフレームもPF30がついており、交換するとなるとこいつを打ち出して新品を圧入してという作業になるのですが、今回はバラ完なので取り付けだけを考えればOKです。

そこで今回は、圧入作業が不要な(ネジ切りのようにインストールできる)WISHBONEを入れることにしました。

corridore.co.jp

既にこのページだけで19種類もあるという恐ろしさ…更に開くとPF30だけで9種類あります。(必要になるのはフレームの内径とシェル幅で今回は内径46mm / シェル幅68mmのPF3024を選択しています)