Bryton 330を使ってみる

Bryton330概要

革新的なGPSサイクリングコンピュータ

  • 優れたGPSサイクリングコンピュータ
  • 高速な位置測定を可能にする高感度GPSレシーバー。
  • 速度センサーの取り付けは不要です。 電源を入れてスタートするだけです。
  • IPX7 防水
  • 大型で読みやすいディスプレイ
  • 最大 7 のデータページを持つ 8 つのカスタマイズ可能なデータスクリーン
  • ルート追跡機能とターンバイターン方式ナビ機能
  • 内蔵コンパスが前方の情報を提供
  • 地形によるトレーニングのための内蔵気圧計
  • Bryton テストがあなたの限界とトレーニングを体系的にテストするためにプリロードされています。
  • 1sec mode
  • 高度なトレーニングを行うために ANT+ 心拍数モニタ、速度、ケイデンスセンサー、およびパワーメーターに互換性があります。
  • 昼間の太陽の下でもはっきりと読み取れ、夜間のサイクリングにはバックライトが利用できます。
  • 時計での統計表示、Brytonアプリへの転送、またはStrava、Training Peaks、Fit trackへのアップロードに対応。
  • 走行計画やコースの分析および共有ができるBrytonアプリに対応。
  • Strava Auto Upload(Strava 自動アップロード)がBrytonアプリから記録をシームレスに同期

http://corp.brytonsport.com/products/rider330?lang=ja  より

 マウンテンバイクに最適と書いてありますが、別にロードで使えないわけではありません。

luvit.hatenablog.jp

 

ebayで購入しましたが、それぞれ付属品が違いますので、センサー一式も必要であれば330Tを選択してください。F-マウント(通常のゴムで止めるマウントは付属しています)も別売りのようなのでセットになっている出品を選ぶといいかと思います。http://corp.brytonsport.com/images/InTheBoxR330.jpg

無事到着

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紙袋+プチプチ梱包で到着。箱は微妙に凹んでいる箇所もありましたが、海外通販なのでこんなものかと。

マウントと本体が入っています。センサー類は本体の箱に。

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全部開けるとこんな感じです。

レビュー

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取り付け

説明書通りで特に問題はないかと思います。

マウントと本体はそれほどカチっと固定される感覚ではないのですが、少なくても走行中に外れるようなことは無いかと思います。

ケイデンスセンサーはタイラップでクランクとフレームに取り付けます。

330Tはケイデンスセンサーのみでスピードセンサーはありません。Zwiftとかやりたい場合は、ケイデンスセンサーが付属しない330Hモデルを買い、別途スピード/ケイデンスセンサーを購入するか、530TとHRMを買うという感じになるでしょうか?

(スマートトレーナーならすべて解決)

表示項目

1画面最大8項目です。フォントは若干怪しいですが、日本語表示も対応していますし、バックライトも搭載しています(が、バックライトだけを点けるというのはできないような気がします、表示を1ページのみにして切り替えボタンを押せばいいのでしょうか?夜間は少し不便?)。

一般的な項目はすべて対応しているかと思いますが、530と異なりデータのグラフ表示はやりかたがわかりませんでした(出来ないかも)。

通信機能

Wi-Fiに対応していますので、走行履歴等のデータを同期できます。

Bluetooth SMARTにも対応していますが、対応センサーを持っていないので、動作確認はしていません。

スマホとのペアリングは本体のメニューからはできませんでした。そもそもこれはセンサー用のペアリングなのかもしれませんが、スマホとペアリングしようとすると本体に再起動がかかってしまいます。後日BrytonアプリのアップデートによりBTSyncという項目が追加され、そちらでデータの同期をすることが可能になりました。 

操作性

ボタンは下部の3つです。

8項目の表示にしておけばそれ程切り替える必要もないので、乗車中はほとんどボタンを使っていません。設定間隔で自動で表示項目(ページ)を切り替える機能もあります。

ナビ機能はPCかアプリからルートを作成して転送してという作業をするか、走行履歴から過去に走ったルートを利用できます。

一度使ってみたのですが、郊外ではそれなりに目安にはなります。ただし、表示項目は減りますし、本格的なナビが欲しければ地図上にガイドが出るタイプがいいかと。市街地の細かい路地でどうかは試していませんが、こちらはラインでしかルートガイドが出ませんのでわかりにくい可能性が高いです。

まとめ

今のところセンサーが途切れることも無いですし、Stravaと同期もできるので特に不満は無いです。電池持ちも悪くないですし、USB充電なので、スマホ用のモバイルバッテリーで対応できます。サイズ感もいいです、オレンジの部分は色変えてほしいですが…。

大きいサイズや一度に表示する項目を増やしたい方は、予算をちょっと足して530が良いかと思います。

 

追記

2018年現在Brytonは日本に再進出しており、国内で購入することができます。ただし330は日本向けのラインナップに含まれていません…。

日本向けはRider530とRider310のRider10の3機種となっております。330が530と310の中間的機種なので、日本では一番売れそうだと思うのですが…。

330の主な機能のうち、

ターンバイターン:〇530 〇330 ×310

 →個人的にはいらないというか実用的ではない

WiFi対応:〇530 〇330 ×310

 →便利、STRAVAなどのアップロードが単体でできる

Di2:〇530 〇330 ×310
 →機械式なので使ったことないですがDi2持ちの方はあったほうがよいかと

最大表示項目:530→12 330→8 310→8

 →多いに越したことはないと思います。

付属品:フロントマウントが付属するか、センサー付属の有無で若干異なります

 →初めて買うのであればセンサー類もすべて付属しているほうがお得

詳しくはこちら(Bryton ブライトン トップページ

 

そんなわけで、国内で買うのであればRider530がおすすめです。