AVIC-CW900の通信機能を利用する
本体設定
Wi-Fi対応の端末を登録することで、スマートループ渋滞情報や天気情報などが取得できるとのことです。
ND-DC2を接続することでも通信可能ですが、購入していないので当面手持ちのスマホを使って試してみます。(※ND-DC2の実売価格から計算すると、利用料金は1日20円弱位です)
なお、説明書の記載をそのままとらえると、Wi-Fi、ND-DC2ではなく、Bluetooth(PAN)接続でないとミュージッククルーズチャンネルは利用できないような感じです。
場合によっては下準備
私はdocomoのXperiaZ3Compactを白ROMで購入し、MVMO(OCNモバイルOne)環境で運用しています。
以前はroot化していたのですが、現在はunrootしてあります。
そのままテザリングをしようとしてもエラーが出るので、次の作業が必要です。
もう少し便利に
ND-DC2を利用していればナビ本体に挿しっぱなしなので、特に何も操作はいらないのですが、Wi-FiテザリングまたはBluetoothテザリングの場合、スマホ側で機能をONにする必要があるかと思います。
Wi-Fiテザリングを常時ONにしていると電池的にもセキュリティ的にも落ち着かないので、ON/OFFを自動化してみます。
Taskerを使う
Taskerがどのようなアプリかは検索していただければ。※ちなみに有料アプリです
まだAndroid2時代に購入したTaskerですが、最近はOS自体で色々と機能が実装され放置していました。
今回は久々にTaskerを利用し、ナビの電源に合わせてテザリングのON/OFFを切り替えます。事前準備としてナビとスマホをBluetoothでペアリングしておきます。
設定
GooglePlayよりダウンロードし起動します。
画面下の+ボタンからタスクを追加します。
今回は、テザリングをONにするタスクとOFFにするタスクをそれぞれ作ります。
それぞれの中身ですが、
となります。
次に、プロファイルを作ります。
条件としては「Bluetooth接続でナビにつながった場合」ですので、接続先にナビを選びます。
そして接続された場合はテザリングONに、切断された場合(条件が解除された場合)にテザリングOFFのタスクをそれぞれ呼び出すようにします。
完成
ナビに通電し、スマホとBluetooth接続が確立されると、TakserがスマホのテザリングをONにします。エンジンを切るなどナビとの接続が切れるとテザリングがOFFになり、通常のWi-Fi機能を復旧させます。
OCNにはターボモードと言ってOFFにしている間は通信速度が制限される代わりに、一日の利用量が消費されないモードがあるのですが、TaskerでターボモードをOFFにできるようできれば理想なのですが…そのうちなにかいい方法を考えてみます。
この方法では、スマホのBluetoothは常時ONが前提ですので、いっそBluetoothテザリングでもいいのかもしれません。そのうち試してみたいと思います。