コンセントを増設したい その2
前回までのお話
luvit.hatenablog.jpコンセントを増設したいが為に、第2種電気工事士の試験を受けることとなり、無事学科をパスしました。
次は技能試験が待っています。
準備
学科試験の合格発表は試験からおよそ1か月後です。
そして合格発表から技能試験までも1か月となります。その為、多くのサイトで「試験後に自己採点をし、合格点に達していた場合すぐに技能対策を始めるべき」とされています。
私も自己採点をし、すぐに必要な道具と練習機材をそろえることにしました。
購入したもの
【次回の買い物で使える!5%OFFクーポン配付中(5000円以上)】ホーザン(HOZAN) 電気工事士技能試験工具セット 基本工具+P-958VVFストリッパー DK-28 特典ハンドブック付
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ホーザンの工具一式セットです。このホーザンの工具は様々な組み合わせのセットが売られていますが、おそらくこのDK-28が一番コスパがいいのではないかと思います。(約12,000円)
最安値はVVFストリッパーが付属していないものですが、技能試験では時短の為にもVVFストリッパーは必須と言っていいのではないでしょうか。
最安値はVVFストリッパーが付属していないものですが、技能試験では時短の為にもVVFストリッパーは必須と言っていいのではないでしょうか。
更に練習機材が必要ですが、こちらがそこそこお高いです。
色々と見た結果、
最安値?のこちらを購入しました。(2019年版は16,800円)
まずは複線図をマスター
(私は)学科試験でスルーした複線図が必須になります。
複線図の書き方はお約束があるので、その通りに書けば何とかなります。そして複線図が書けないと技能試験は絶対にパスできないので頑張りました。今思えば覚えてしまえば何ということはなかったので何故あれ程苦手感があったのか謎です。
公表問題すべての複線図は一応書けるようになりました。
尚、技能試験問題は事前に公表されるのですが、その中のどの問題が出題されるかと施工条件(リングスリーブと差し込みコネクタの指定など)は当日にならないとわかりません。丸暗記というよりは書き方の約束事を覚えて、きちんと問題と施工条件を見て書けるようにしておくのが大事かと思います。(解説だと一般的な施工条件として記載されていますが、当日試験会場でリングスリーブと差し込みコネクタを逆に取り付けている方を見ましたので、漫然と慣れで書くと危険かもしれません)
ちなみにこちらが私が本番に書いた複線図です。
いざ練習!
と思ったのですが、これまたまったくモチベーションが上がりません…。
まず子供が寝るまで時間が取れない(近くでやると興味津々で工具を奪い取りに来る)、いざ寝ると大きな音を立てられないので工具を使うのも気が引けるという状態です。
結局、学科合格発表後も届いた資材を開けないという暴挙に出ました。
やったことといえばローラーを回しながらZwiftの脇で解説動画を観るです。
しかし、ローラーが辛いので動画を観ても全く頭に入りません、むしろどっちも投げ出したくなる逆効果っぷり。
一応、危機感を感じて買った本はこちら。
本自体は大変わかりやすかったため、見る→出来た気になる→よりやらなくなるというスパイラル。
実は私がなかなか練習に手をつけられなかったのは、購入した資材が「1回分」というのもあります。
ケーブルの切断に失敗したら後がない、これ以上出費*1を増やしたくないとの思いがあり、その理由として、接続に必要な機器側分のケーブル採寸がいまいちよくわからなかったという点があったと思います。
単線図で表示される技能試験問題では機器間は大抵150㎜なわけですが、機器とケーブル・ケーブル同士の接続のためにそれ以上の長さで切断し接続のためストリップする必要があります。
そんなこともあり、使いまわせる機器はともかくケーブルがなくなったら終わる*2という恐怖感により練習から逃げていた私が最終的に試験2週間前に始めた手段は…「ピンポイントで練習しておかないと絶対無理なところだけをやる」*3です。
候補問題で共通しているのは、ケーブルストリップ、輪作り(「の」の字曲げ)、スリーブ圧着、コネクタ差し込みなどです。まずはこれを一通り練習。
実際VVFのストリップを初めてやった際は心線に傷をつけてしまったので流石にノー練習で受かるほど甘くはないと思います。更にコンセント裏の結線などちょっと混乱しそうなところを練習して本番に挑むことにしました。
とりあえずどこにも需要はないと思われるこのシリーズですが、長くなってしまったので技能試験本番については次回へ。