新車、そしてカーボンコラムを斬る!
ここまでの流れはこちら
別に引っ張ってもそんなに楽しみにしている人もいないと思いますし、この記事を書く前に無事完成したので、手順を整理しながら書いていきたいと思います。
(バラ完は初なうえにディスクロードも初ということで部品やら工具の下調べ&少しでも経費を削ろうと色々な店にパーツやら工具やらを注文していたら完成まで時間がかかってしまいました)
ちなみに、以前に挙げた新車選びの条件と優先順位は次の通りでした。
- 油圧ディスク
- フル内装
- 軽量モデル、エアロはあまり好きじゃない
- 白系のカラー
- 流石に3桁は無理
- せっかくなので電動コンポ
そして手元にあるのは…
エアロで赤いフレーム(+申し訳程度の白)
…色々悩んだ結果、こうなりました。
一応油圧ディスクでフル内装という譲れない条件は満たしていて見た目や色も好みなので後悔は無し!!
というわけで、今のバイクと同じRidleyのNoah Fast Discに決定。
パーツが揃うまで最初にできそうな事ということで、まずはコラムカットから。
こちらもアルミコラムは切ったことがあるのですが、カーボンは初。前回工具で書いたカーボンソーとソーガイドを購入しチャレンジ。
(ハンドルから出ているのはハンドル内装の練習に入れたシマノのチューブです。これ、間違って10個単位で発注してしまい家に山ほど転がっています…こんなところで役に立つとは)
ハンドルの内側とほぼツラになるようにマーカーで印をつけます。
そして…斬る!
ソーは粒子付きなので実際は荒いヤスリで削っていくようなイメージ。
ソーガイド(2㎜の方)に挟んだら…
ゴリゴリと…
時間にして20分前後くらいでしょうか、替刃を直で持って切断したのでちゃんとした持ち手が付いていればもう少し楽かもしれません。
あと、一応ソーガイドをバイスに固定したのですが、机でやるのが面倒に…。
結局床の上でガイドを手で押さえながら切断したのでバイスはなくてもいいと思いますが、せめて新聞紙くらいは敷いてやりましょう。
断面はこんな感じに。サンドペーパーを掛けて、一応アロンアルファ(一番安いやつ)を断面に塗って終了。
完成!
(最終的にスペーサーを二枚残して更にカットしてあります)
油圧ディスクロードを組むのに必要な工具たち
今の手持ちの工具は機械式リムのロードを整備するのに用意したものです。
これが電動かつ油圧ディスクとなると色々揃えないとダメかな…?と若干ハードルが上がります。
更に、BB周りなど触ったことがない部分の工具も手持ちにはありません。
ここまでの流れはこちら
必要な工具を検討します。
まず油圧関係
- ブリーディングキット
ブレーキフルードの注入とエア抜きは必須です。
SHIMANO(シマノ) TL-BT03Sディスクブレーキブリーディングシンプルキット[その他][専用工具]
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(2020/9/22 23:21時点)
感想(0件)
慣れないままやったらオイル噴出し…何とか致命傷で済んだぜ…いや、DOTだったら更に大変なことに…。 - その他必要パーツ
オリーブやインサート、オイル50ml×2、ブリードファンネル、オイル受け袋、インサート時にホースを固定するTL-BH61、スペーサーはコンポ(STIレバー)に付属します。 - ブレーキホースカット
シマノからTL-BH62という工具が出ています。こちらは油圧ホースのカットとインサートを挿入できる専用工具です。
SHIMANO(シマノ) TL-BH62ディスクブレーキホースカット&セット工具(ブレーキホースカッター)[工具セット][メンテナンス]
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感想(0件) - 上記工具を使わない方向け
プラハン&バイスまたはウォーターポンププライヤー&ホースを切る何か&7㎜メガネ&8㎜レンチ
電工セットと100均工具で何とかなりました。ダイソープラハン最高!
- スタンド
油圧関係は上記で何とかなりますが、実際組付けやブリーディングを行う際はスタンドが必須だと思われます。
RS-1800は付属部品でスルーアクスルのフレームも固定でき、固定したまま角度も変えられるのでお勧め。
続いてDi2関係
ディスクブレーキ関係
- センターロックのロックリングツール
BB周り
- 工具
Wishboneを使う予定なので圧入は不要
ホローテック2用のレンチでOKです。
一応専用工具も出ているようです。
コラムカット
- カーボン用ソー
替え刃のみですが、持ち手がなくても十分いけます、節約節約。
普通の鋸と違い刃の部分にカーボン用の処理がされています。
- ソーガイド
こいつがないとまっすぐ切れませんので必須。
カーボン用の刃が厚いので2㎜程の隙間が作れるタイプを選んでください。
意外と工具は増やさずにいけそうです。
まずはコンポ選び
経緯はこちら
少し進んで、今回は完成車ではなくフレームから組み立てていこうと思います。
完成車についている多くのホイールはおそらくそのうち交換したくなるスペックだろう…そうなると出費が増えそうですし、一度自分で組んでみればメンテで困ることもないかと思ったので。
そのくせ工具が増える出費を考慮していないという…
さて、前回条件として挙げた1.「油圧ディスク」&6.「電動コンポ」ですが、こちらは割とすぐに決めることができました。
というのも、
カンパ→高い&地元のどこに売ってるか知らない
スラム→高い&バッテリーの爪問題を知った
ということで、消去法というか安定のシマノを選択。
更に海外通販のメリットがほとんどなくなった昨今、国内(Y'sロード)で手頃なセットを見つけたということで、アルテグラR8070を選択しました。
SHIMANO(シマノ) R8070 Di2 ディスクブレーキ 10点セット |自転車・パーツ・ウェア通販|Y'sRoad オンライン
この他に
■ジャンクションA(ステム下:SM-EW90 or バーエンド:EW-RS910)
■ジャンクションB(SM-JC41 )
■内臓式バッテリー用充電器(SM-BCR2 )
■エレクトリックワイヤー(EW-RS910使用時:EW-JC130 & EW-SD50 ×必要本数&長さ )
が必要になります。メイン部分はDura-Aceより安いとはいえ共通パーツはそれなりの値段…結構な出費です。
楽天等でも探しましたが、それぞれセットの内容が異なり油圧ディスク用であるR8070はあまり手頃なものがありませんでした。
シマノ SHIMANO アルテグラ ULTEGRA R8070 DISC Di2導入キット 価格:71,070円 |
R8050だとこちらが良さそう?
SHIMANO (シマノ)ULTEGRA アルテグラ R8050 Di2 電動ビルトインキットコンポセット(エレクトリックワイヤー付) 【ロードバイク】 価格:122,200円 |
ちなみにY'sロードさんのセットですが、問い合わせをしたところ、注文後メール連絡にて内容(例えばSSをGSに等)を変更可能とのことです。
ちょっと納期は延びるそうですが、保険でGSを入れておきたかった私にとっては神対応でした。
次回は工具のお話でも。
そろそろ新車に…
各社から続々と21モデルが発表されています。
最初のロードバイクを買った当時、ロードバイク?あの羊の角みたいなハンドルのやつでしょ?程度の知識しかなかった私は在庫車に一目惚れし勢いで購入し乗り続けて来ました。
詳しくはこちら - まさに衝動買い - Luvit!
しかしジオメトリやら何やら知識が増えてくると、やはり適正サイズ下限ギリギリでは何かと厳しい点も見えてきます。
また、多少なりとも脚力が付き、ド貧脚が貧脚程度にはなりました。
更に、家族が増えたこともあり今まで以上に「怪我が出来ない」という思いが強くなり、特に下りでのブレーキが苦行になりました。
そんな訳で、今のロードは色やらデザインやらメチャクチャ気に入っているのですが、増車をする事に決めました。
条件と優先順位は次の通り
- 油圧ディスク
- フル内装
- 軽量モデル、エアロはあまり好きじゃない
- 白系のカラー
- 流石に3桁は無理
- せっかくなので電動コンポ
果たしてこの条件で見つかるのでしょうか…?
またお前か。
Vector3...
一応経過を貼りましたが、振り返って読んでいただくほどでもないので、簡単に言うと頻度は高くないものの、不調が再出現しだしました。
具体的にはパワー・ケイデンスの信号をロストする、たまに瞬間1,000wくらいを記録しスプリンター気分を味わえるというもの。別に嬉しくない。
無ければ無いで体感で何とかなるのですが、計測機器としてつけている以上、サイコンにーーー表示が出るのは非常に心が落ち着かない。
そんな中、別件でネットを見ているとGarminがまた対策品を配布しているではないですか。
しかも3月末…私が気づいたのは6月。以前の対策品の申し込みもしてるし、製品も登録してるんだから連絡くらいしてくれてもいいのに…という怒りも軽くわきつつとりあえず申し込み。
そして届いたのが先日。
左:キャップ側初期 中央:キャップ側対策品Ver1 右:キャップ側対策品Ver2
初期のものとVer1ではサイドの接点の長さが違います。
Ver1と2では色が変わり、上下方向の接点も爪のような形になっています。
左:ペダル側初期 右:ペダル側対策品
受け側はVer1では変更がありませんでしたが、こちらも接点の形状が変更されています。
もういっそ、キャップ形状の充電池にして充電式にして欲しい…。
ドライバーも付属するので交換自体はそれほど難しくありません。
店で取り付けてもらってペダルレンチがないという方は安いのでペダルレンチを買って車体から取り外してから交換したほうがよさそうです、本体側ネジが小さいのと、キャップを戻す際に斜めになると溝をナメてしまう可能性がありそうなので。
ちなみに申し込んでから届くまでもかなりの日数がかかっているので、梅雨で乗れず、交換後実走で試せていません。
試せた段階で追記を書いてみたいと思います。
※追記
その後70km弱 獲得標高1600m 3時間半のライドで試しました。
不調時は乗り始めからダメな事が多いのですが、今回は最後まで安定して計測されていました。これで大丈夫だと思いたいです。
ガーミン ベクター3 ペダル型パワーメーター 左右ペダルセット 価格:140,800円 |
しかし今度はConnectがお亡くなりに…大丈夫かGarmin